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実際に入力してみる

譜例を実際に入力してみましょう。音符の入力は鍵盤パレットで音程を指定する方法とマウス・カーソルで音符を五線上に置く方法の2通りがあります。1〜2小節は鍵盤パレットを使って、3小節目は五線譜上に音符を置く方法でそれぞれ入力してみます。
鍵盤パレットからの音符入力




スコア・カーソルを音符の入力位置に移動します。先頭の4分休符をクリックしてスコア・カーソルを移動します。


音符パレットから、これから入力する音符の種類を選んでクリックします。最初の音符は8分音符ですから、音符パレットの8分音符をクリックして選びます。他の記号はすべてOFF状態(飛び出ている状態)になっていることも確認します。




パレット・メニューから鍵盤パレットを表示します。パレット・メニューが表示されていない場合は、[画面]メニューの[パレット・メニュー]をクリックして表示します。




鍵盤パレットで音程を指定します。あるキーをクリックするとそのキーが赤く表示され、赤く表示されたキーをもう一度クリックすると、その音程の音が五線譜上に入力されます。最初の音は“G4”ですから、“G4”のキーをクリックして赤く表示させ、そのキーをもう一度クリックすると“G4”の音が五線譜上に入力されます。8分音符を入力したため、自動的に1拍目の後半には8分休符が表示されます。




次に鍵盤の“F#4”(黒鍵)をクリックして赤く表示させ、もう一度同じキーをクリックして入力します。




1小節目の残り2拍〜4拍の“E4”、“F#4”、“G4”、“ G#4”、“A4”、“B4”を同様に入力していきます。




次の小節(2小節目)を入力します。音符パレットの4分音符を選び、鍵盤パレットから“C5”を入力します。同様に2拍目の“E4”を入力していきます。




臨時記号付きの和音を入力します。音符パレットの2分音符と♭を選び、鍵盤の“Eb4”、“G4”、“C5”のキーをクリックして赤く表示させ、赤く表示された3つのキーのどれかをもう一度クリックすると和音が入力されます。


 
五線譜への音符入力
ここからは、五線譜に音符を置く方法で3小節目を作成します。




小節3の1拍(最初の4分休符)にスコア・カーソルがあることを確認します。ない場合は1拍目の4分休符をクリックしてスコア・カーソルを移動します。




音符パレットから、これから入力する音符の種類を選んでクリックします。譜例の音符は2分音符ですから、音符パレットの2分音符をクリックして選びます。他の記号はすべてOFF状態(飛び出ている状態)になっていることも確認します。




スコア・カーソル上か少し右側の、楽譜表記と同じ高さにマウス・カーソルの先を置いてクリックします。最初の音は“D4”ですから、その高さにマウス・カーソルの先を置いて左クリックすれば“D4”の音符が五線譜上に入力されます。




同様に“G4”、“A4”の位置をクリックして入力していきます。




小節3の2拍目の和音も同様に入力します。




タイを入力します。タイを始める1拍目にスコア・カーソルを移動し、パレット・メニューのタイ/スラー記号( )をクリックしてタイ/スラー・パレットを表示させます。次にタイ/スラー・パレットの[Tie]をクリックすると、同じ音程にタイが入力されます。




3小節目にあるリピート記号[D.C.alFine]を入力します。3小節目最後の小節線(終止線)の位置にスコア・カーソルを移動させ、パレット・メニューからリピート・パレットを表示させます。リピート・パレットが表示されたら、[D.C.alFine]をクリックして記号を入力します。


※複数パートがある場合に、[D.C.alFine]を入力すると、最終パート以外は灰色に表示されます。印刷した場合などには、常に最終パートに[D.C.alFine]が印字されるようになっています。リピート記号について、詳しくは「リピート・パレット」を参照してください。
※リピート記号はその記号通りに演奏されます。複数のパートがある場合は各パートに同じリピート記号を入力してください。各パートに異なるリピート記号があると、正常に演奏されません。
※Score Grapher Pro には数多くの音楽記号が用意されています。ほとんどの記号が演奏に反映されますが、ブレス記号(v)など、演奏に影響を与えない記号もありますのでご注意ください。
参考 拡大表示

[画面]メニューの[拡大表示(200%)]または[拡大表示(300%)]に切り替えると、五線譜の間隔(線と線の間)が広がり、入力が容易になります。ツール・バーの[拡大]をクリックして200%拡大表示にすることもできます。
 
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