ギターやベースなどのＴＡＢ譜を作成する場合に使用するパレットです。６弦パレット（上図）、５弦パレット、４弦パレットの３種が用意されており、それぞれの譜表（６線、５線、４線）に対応しています。

弦パレット右側のボタンは、ＴＡＢ譜上のフレット番号を切り替える場合に使用します。

６線ＴＡＢ譜には６弦パレット、５線ＴＡＢ譜には５弦パレットが対応されており、ＴＡＢ譜によって使用できるパレットが決定されています。
　

弦パレットからの音符入力

ＴＡＢ譜に対応した弦パレットを表示します。



　
スコア・カーソルをＴＡＢ譜に移動して、音符パレットから入力する音符の種類を選択します。次に弦パレットのポジションをクリックして赤い印を付けます。赤く表示された印をもう一度クリックすると、その弦に対応するフレット番号がＴＡＢ譜上に反映されます。



　
和音を入力する場合は、和音を構成する全てのポジションをクリックして（赤い印を付けて）最後にそのどれかをクリックして入力します。



　

弦パレットを使った音符の修正

実際に発音される音程を変えずに、ＴＡＢ譜上のフレット番号だけを修正する場合は、弦パレット右側のボタンを使用します。

まず、音符パレットから音符の種類を選択します。音符の種類を変えない場合（同じ種類の場合）は、音符パレットの赤く表示されているボタンをクリックして、何も指定されていない状態にします。



　
修正するＴＡＢ譜にスコア・カーソルを移動して、弦パレットに赤い印が表示されている状態にします。
続いて、弦パレット右側のボタンを右クリック、または左クリックして表示を切り替えて、最後に赤い印をクリックして修正します。



　
音程を変える変更は、新しいポジションをクリックして赤く表示させ、削除したい印を右クリックして赤い表示を取り消します。最後に赤く表示された印のどれかをクリック（左クリック）して修正します。



　

チューニング・パレット

パレット・メニューの６弦ボタン、５弦ボタン、４弦ボタンを右クリックすると、各弦に対応したチューニング・パレットが表示されます。このパレットは、０フレット（開放弦）の音程を表していて、スコア・カーソルのあるＴＡＢ譜パートをチューニングします。

初期値は、図のようにスタンダード・チューニングに設定されており、音程を右クリック（高音）、または左クリック（低音）して変更することができます。また、トラック・ボタン（）を左右にドラッグして変えることもできます。

６弦ＴＡＢ譜のパートには、６弦チューニング・パレットだけが対応されており、他のチューニング・パレットも同様にＴＡＢ譜によって使用するパレットが決定されます。

※チューニング・パレットの内容は、音符を入力した後から変更することも可能で、パート内の全音程が変更されます。新規作成やパート作成（ＴＡＢ譜）を実行すると初期値に戻り、他の楽譜を読み込むと読み込んだ楽譜データの内容になります。